システム名:ダンジョンズ&ドラゴンズ 3.5版
シナリオ名:ベーシックセット 基本ルールシナリオ
(注:このセッションはIRCを用いたオンラインセッションだったため、各人の発言
に時間差や誤字等が生じました。そのため、このプレイログは読みやすく、使用
したIRCやオフラインでの環境が判らないように、そして同時発言で混乱しないよ
うに、幾つか記述の削除と変更をしてリプレイにしています。また、実際のセッシ
ョンは別のツールを用いたマップで位置を確認しながら行いましたが、そちらは
記録を残していないので多少判りにくい部分がありますが、ご了承ください。
DM:では、導入
DM:「この世界には、2本足で歩くトカゲのような生き物がいて、コボルドと呼ばれています。ある日、このあたりの土地を治める男爵が狩りをしていると、このコボルド達が襲いかかってきました。男爵は逃げ出して助かりましたが、そのときコボルドたちに、大事な指輪を盗られてしまいました。この指輪は男爵の権威のしるしなのです。指輪を取り上げたコボルドたちは、てんでんばらばらに野原に姿を隠して、居所が分からなくなってしまいました。そこで男爵は、指輪を取り戻してくれた者には金貨300枚の褒美をやるぞというおふれを出しました。
DM:あなたがたは皆、勇ましい冒険者です。そうしてあなたがたは、古い廃墟の近くでコボルドの姿を見た者がいるという話を聞いたことがあります。なんでもこの廃墟は、ひとりの錬金術師が秘密の実験をしていた場所だそうで、錬金術師の部屋のさらに奥には、はるか昔につくられた広大なダンジョン、すなわち地下迷宮があるといいます。錬金術師その人の姿を見た者は、ここ数年、誰もいません。「錬金術師はダンジョンから出てきた怪物に殺されてしまったんだ」と、そんなふうに噂する人もいます。 あなたがたは、この廃墟に何があるかを探るため、仲間になって力を合わせることにしました。そうしてここまではるばるやって来ました。森の奥深く、切り立った崖の中に、砦を堀抜いて作った入り口が、ぽっかりと口をあけています」
DM:「入り口あたりはがらんとしていて、石ころが転がっているばかり。突き当たりに両開きの大きな扉があって、崖のもっと奥のほうに続いています。扉は木でできており、いかにも重たく頑丈そうで、かたく閉ざされています」
DM:長いなぁw
ガブリウス:「うーむ。このまま入ってもいいのだろうか?」
リディア:「なるほど、ここが例の錬金術師の家、って訳ね。」
DM:残念! 君達が今いるのは、入り口の中だw
ヴァン:〈聞き耳〉1d20+6
ヴァン:1D20+6=[14]+6=20
DM:>ヴァン 扉の向こうで何かが歩きまわっている足音が聞こえる
ヴァン:小声で「向こうに誰かいるぞ」とささやく。
ヴァン:〈捜索〉
ヴァン:1D20+6=[15]+6=21
DM:>ヴァン 上質の木製の扉のようだ。古びて傷ついているが、人為的なものは見受けられない
ヴァン:鍵は?
DM:>ヴァン 扉の内部でロックされているようだ。
DM:〈解錠〉を試みる?
ヴァン:〈解錠〉
DM:盗賊道具持ってる?
ヴァン:もち!
ヴァン:その前に戦闘準備を。
リディア:「了解。」と戦闘信号で返してゆっくり近づきます。
ガブリウス:抜刀します
リディア:私のリーチは長いのでこうしました。
ヴァン:1D20+6=[1]+6=7
ヴァン:「ふー、なんて手ごわい鍵なんだ。」www
DM:>ヴァン まったく歯が立たないようだw
ヴァン:リトライ
ヴァン:1D20+6=[13]+6=19
DM:>ヴァン まだ開かないようだ。
ガブリウス:小声で「おい、どうするよ」
ヴァン:「そろそろ中から開けてくるかな?」
リディア:「鍵?」と戦闘信号で。
DM:>ヴァン&ガブリウス 〈真意看破〉の判定をどうぞ
リディア:私は?
ヴァンとガブリウスのみです。
ガブリウス:1d20でいいのでしょうか?
DM:1d20+判断力修正値 で判定してください。
ヴァン:1D20+2=[10]+2=12
ガブリウス:1D20+2=[18]+2=20
ガブリウス:絶好調です
DM:2人とも分かった。リディアは「鍵があるのか?」 と尋ねているらしい
リディア:そう言えばそういうルールがありましたね。
ヴァン:「うん、なかなか開かない。」
リディア:「手伝える?」
ガブリウス:戦闘信号ってwwww
リディア:そういう言語です。
DM:コアにはないんで、手話に変換されましたw
ヴァン:ドラウ手話?
リディア:いえ、違います。
DM:身振りって奴。理解するのに〈真意看破〉が必要w
ガブリウス:技能が必要ということでびっくりデスw
ヴァン:「三度目の正直」
ヴァン:〈解錠〉
ヴァン:1D20+6=[19]+6=25
ヴァン:どーだ!
DM:>ヴァンは会心の手応えを感じた
ヴァン:「開いたよ」
ガブリウス:「では、乗り込むか?」
ヴァン:「隊列はこのままでいいかな?」
リディア:「じゃあ、ゆっくりと開けて。襲ってくる相手はあたしが潰すから。」
リディア:いいかな?
DM:忘れてた。光源は誰の担当でしょうか?
ヴァン:いちおー陽光棒腰に差してる。
リディア:あたしは両手が塞がっています。
DM:では、ヴァンの腰でいいかな?
ガブリウス:いいのではないですか?
ヴァン:オレは問題ないっす。
ヴァン:陽光棒は30ft.です。
DM:明るい30,くらい60?
ヴァン:yes
DM:「背の低い、トカゲに似た生き物が2体、手にはスピア、つまり槍を持っています。あなたがたの方に向きなおって、『シシシシシーッ』と、おどかすような声をあげます」
リディア:何だろう?
ヴァン:イニシアチブ?
DM:うん。この配置で、イニシアチブになります。
ヴァン:1D20+2=[19]+2=21
ガブリウス:1D20+3=[1]+3=4
リディア:1D20+2=[10]+2=12
DM:1D20+1=[10]+1=11
DM:*********イニシアチブ******
DM:ヴァン 21
DM:リディア12
DM:敵 11
DM:ガブリウス 4
DM:*******************
DM:ヴァンから、行動どうぞ
ヴァン:チャージ!
ヴァン:1D20+5=[16]+5=21
DM:ACより上なんで、命中。
ヴァン:2D6+3=[1,4]+3=8
DM:8点もダメージを喰らうと、モンスターその1は倒れました。
ガブリウス:「お、やるな!」
ヴァン:スニークね。
DM:急所攻撃ですか。(ローグの特殊能力です)
ヴァン:ヴァンはレイピアで敵の急所を貫いた!
ヴァン:チャージする必要なかったな。
DM:初手で落ちるとは……リディア、どうぞ
リディア:リーチは20フィートだけど、ここから届くかな?
ヴァン:むり。
リディア:これでいい?
DM:どうぞ
ヴァン:yes
DM:抜刀って言ってたんで、ダメージ重視のグレソかと思った。
リディア:抜刀って、あたしじゃないですよ。
ガブリウス:それは私です
DM:おおぅ、勘違いか…
リディア:1D20+3=[6]+3=9
DM:その命中値ではムリデスよー
DM:なぞのシシシシシー
ヴァン:竜語解るよ?
DM:「ちっくしょー、やりやがったな!」
リディア:「隙あり!」機会攻撃ですね。
DM:この位置って、武器とどく?
リディア:20フィートリーチなので。
DM:うむ。では、この移動は取り消し。
DM:こっから、接近します
リディア:その前に機会攻撃。
DM:リディア、機会攻撃どうぞ
リディア:1D20+3=[12]+3=15
ヴァン:触手ってそんなに長いの?
リディア:触手じゃない。リーチウェポン。
ヴァン:触手+スパイクトチェインか。
DM:インヒューマンリーチ+スパイクトチェインですな。ペナルティちゃんと−1してます?
ヴァン:筋力+3,BAB+1,ペナルティー-1かな。
リディア:はい。筋力で+3、BABで+1、ペナルティー−1で合計+3。
DM:+3ってことは、チャント入ってますね。命中しましたんで、ダメージどうぞ
リディア:2D4+4=[3,3]+4=10
DM:謎のモンスターその2は倒れた
ガブリウス:「二人とも、やるなあ」
ヴァン:〈知識:地域〉
ヴァン:1D20+6=[19]+6=25
DM:DC11を超えたので説明。
DM:>ヴァン 奴はコボルドだ! (詳細はオープニング参照)
ヴァン:おや?地域でOKだったのか?
DM:人型生物なんで
DM:戦闘終了〜
DM:**************
DM:この部屋で目立つのは、東の扉と、南の小箱
ヴァン:ラウンド進行する?
DM:ラウンドは不要です
DM:ああ、戦闘の喧噪がなくなったんで、とりあえず全員〈聞き耳〉(技能) の判定してください。
ヴァン:〈聞き耳〉
ヴァン:1D20+6=[11]+6=17
リディア:1D20=[13]=13
リディア:達成値13。
ガブリウス:1D20+2=[8]+2=10
ガブリウス:10です
DM:>ALL 特に気になる音は聞こえなかった
リディア:とりあえずD&Dの基本。倒れた相手を調べましょう。
ヴァン:では宝箱に近付きます。
リディア:「待った。こいつらをまず調べましょう。」
DM:ガブリウスは見ているだけ?
ガブリウス:抜刀しておきましょうか
DM:>リディア 小型の人型生物の死体だ。ズタぼろになった革鎧を着ており、そばには槍が転がっている
リディア:槍を拾って調べてみます。
DM:>リディア 小型生物用のスピアではないかと、ファイターである君は思った
ヴァン:〈捜索〉
ヴァン:1D20+6=[10]+6=16
DM:薄汚れた木箱だ。鍵の類は見あたらない
DM:>ヴァン
ヴァン:「うむ、罠はなさそうだな。」
ヴァン:開けますよ?
DM:どぞ
ヴァン:〈解錠〉
ヴァン:1D20+6=[5]+6=11
リディア:鍵はないらしいですよ?
DM:鍵はないんで、サクっと開く
ヴァン:1D20+4=[16]+4=20
ヴァン:ref
DM:>ヴァン 君が箱を開くと、中から炎が吹き出してきた。
DM:って、先読みせんでくれw
ヴァン:「くっ、なんて巧妙に隠された罠なんだ!」
DM:>ヴァン 君は、炎を華麗にかわした……身かわし持ちめ!
ヴァン:1Lvではまだないっす。
DM:あれ、それもそうか。
DM:1D6=[2]=2
ヴァン:ite
DM:>ヴァンに1点の[火]ダメージ
ヴァン:「ふん、マッチ並だな。」
ガブリウス:「いやー、ヒヤッとしたぞ」
リディア:「大丈夫?」火が収まったら近づきます。
ヴァン:「さーて、お宝お宝♪」
DM:箱の中には、指輪が1つと、羊皮紙が1巻き入っていた。
リディア:「羊皮紙!?」
ヴァン:「おっ?これが例の指輪だな」
リディア:「そうなの?」
ヴァン:「巻物なんて読めるヤツ居ないよな〜。」
ガブリウス:「俺にきかんでくれ」
DM:指輪には、何やら文字が彫り込まれている。領主である男爵家の名のようだ
リディア:「どうもビンゴみたいね。」
ヴァン:「これで300gpゲットだな!」
DM:羊皮紙には何やら文字が書かれているが、君達には分からなかった。
リディア:誰もディテクト・マジックを使えないの?
DM:ファイターが何を言うかw
ヴァン:ファイター×2、ローグ
リディア:無理ですね。
ヴァン:「さて、この後どうする?」
リディア:「とりあえず、これを持って帰りましょう。」
リディア:あ、スピア×2も持って行きます。
ガブリウス:「この奥には広大な迷宮があるというし、とりあえずいったん引き上げないか?」
DM:「東の扉よりも上、石の壁にこんな文字が刻まれている『友ならば、ようこそ 敵ならば、心せよ』」
ヴァン:「そうだな、クレリックが居ないからキュアのポーションが欲しいしな。」
リディア:「じゃ、帰りましょうか。」
ガブリウス:「おーけー」
DM:では、君達は意気揚々と町へと帰還した。
ヴァン:「触手は隠してろよ。」
リディア:触手はないのです。ただ手は異常に長い。
DM:男爵の館へと辿り着くと、門には衛兵2人と品の良い男が立っていた。彼らは何やら語っているようだ。
ヴァン:〈聞き耳〉
ヴァン:1D20+6=[10]+6=16
リディア:「町での色々は他の人に任せます。あたしはこんな姿ですし。」
DM:男爵のふれのおかげか、町にごろつきが増えて、若干治安が悪くなったらしい。
DM:そんな会話をしている
ヴァン:「あの品の良い男が男爵かな?」
ガブリウス:「いや、趣味が悪いやつかも知れんぞ」
DM:彼らは君達に気が付くと、誰何してきた。
DM:男「ふむ? この屋敷に何の用かね?」
ヴァン:「ちと男爵に野暮用があってね。」
DM:男「残念ながら、君達のような格好をしたものを、我が君に簡単に会わせるわけにはいかない。」
DM:男「名と用件を言いたまえ」
ヴァン:「ふんっ、じゃあこの指輪はどっかで売っ払っちまうか。」
DM:って、近くにいるのは、ヴァンとガブリアスだけ?
リディア:あたしはこの辺を他の人に任せていますよ。
ガブリウス:じゃそうなりますね
DM:男「なに、指輪だと?」
DM:男「それは、ひょっとして、男爵家の指輪かね?」
ヴァン:「だったらどーなんだ?」
DM:男「我が君は、その指輪を探し求めておられます。この町にいるなら、ふれの事も知っているのではないかな?」
ガブリウス:「ここに来たということはそういうことだろうよ」
DM:男「素晴らしい! 私は、この館の執事を勤めさせていただいている、ルドルフというものです。我が君もお喜びになられることでしょう。さぁさぁ、こちらへ」
DM:と言って、館に案内しようとするが、どうする?
ヴァン:「まさかその指輪を取り返してきたものを門前払いってのはな」
ガブリウス:「なんか、あいつ、癇に障るやつだな」
DM:男「剣を振るう者には、英雄と悪党の両極端がありますゆえ。私の見る目も、まだまだということですな」
DM:男「さきほどの無礼は、平に御容赦願いたい」
ヴァン:「まあいい、金さえもらえれば十分だ。」
DM:では、執事に一旦待合室に案内された後、別の人間が呼びにくる
DM:それに従うと、男爵に会える……が、従う?
ヴァン:従うよ。
ガブリウス:同じく
DM:では、天井が高く、きらびやかな一室へと案内される……ダンスホールじゃなかろうか。
ガブリウス:「ひゃー。これはすごいなぁ」
ヴァン:「へ〜、ずいぶんとご立派な建物だな。」
DM:男爵「私が、この地を任じられているハインリッヒだ。貴行らが、私の求めている指輪を取り返して来たと聞いている」
ガブリウス:「正確に言うと、それらしき指輪ってことです」
DM:男爵「ふむ。では、確認させてもらう」
ヴァン:「こいつであってるかい?」
DM:男爵が合図すると、執事が受け取りに来る。
DM:男爵は指輪を手に取ると、感嘆の息をもらした
DM:男爵「まさしく、我が家の物に違いない。約束通りの、礼を貴行らに取らせよう」
ガブリウス:「ありがとうございます」礼をします
DM:奥から表れた召使いが、大きめの袋を持ってきて、ヴァンに渡す。
DM:6ポンドくらい?
ヴァン:「この重量感、たまんねーな♪」
DM:男爵「貴公らの、名を知りたい」
ガブリウス:「ガブリウス・ドラゴです」
ヴァン:「オレの名はヴァン、二刀のヴァンだ。」
DM:男爵「うむ。ガブリウス・ドラゴと、二刀のヴァン。その名、しかと覚えた。私は生涯忘れることはないだろう」
ガブリウス:「光栄です」
リディア:あたしはこういうところとは縁がないからな…
ヴァン:「まっ、そのうちオレの名は世界中に轟くさ。」
ガブリウス:(ところで、ヴァン、あの紙切れはどうするか?)
ヴァン:(ついでにくれてやるか?)
DM:男爵「貴公らの名を再び耳にする時がくることを、期待している」
ガブリウス:(どうせ俺たちには用はないしな)
DM:渡す?
ガブリウス:私はかまわないですけど。
ヴァン:「あっ、と、その前に、指輪と一緒にこんな羊皮紙があったんだが、俺らじゃ使い道が無いからこれもやるよ。」
ヴァン:と言って渡す。
DM:男爵「これは、魔術の巻物だろうか。調べがつき次第、適正な代価を支払おう」
DM:男爵との謁見は、以上です。
ヴァン:「へ〜、金目のものなのか?そいつは有り難い♪」
ガブリウス:「酒代にはなるかな」
DM:宿が決まっているなら、そこまで届けに来るそうだ。
ヴァン:「用は済んだし帰るとするか。」
ガブリウス:「ああ」
ヴァン:といって屋敷を後にします。
DM:執事が出口まで付き添い、見送る。
ヴァン:「じゃあな。」
ガブリウス:「げんきでな」
ヴァン:片手を挙げて。
DM:執事「あなた方にも、ご武運を」
リディア:「あ、お帰りなさい。どうだった?」
ヴァン:リディアには「門前払いされた。」って言う。
ガブリウス:w
DM:待て! それは〈はったり〉判定が必要だ
ヴァン:事実には違いない。
ヴァン:1D20+2=[10]+2=12
リディア:〈真意看破〉との勝負ですね。
ガブリウス:後ろで笑いをかみ殺しています
DM:ふむ。判定に+2のボーナスを上げよう。
リディア:1D20+2=[16]+2=18
リディア:勝ちました。
DM:ヴァンは、何か隠しているようだ。
ヴァン:「嘘に決まってんだろ。」
リディア:「全く。冗談がきついんだから。」
ヴァン:「ほらよ、こいつが報酬だ。例の羊皮紙も買い取ってくれるらしいぜ。」
リディア:「そうなの!? ラッキー!」
ヴァン:「んで、この後どーする?」
ガブリウス:「そうだなぁ。とりあえず宿で休んで、探索の続きでもするか?」
ヴァン:「そうすっか。この金で準備もしたいしな。」
ガブリウス:「できれば魔法を使えるやつをなかまにしたいなぁ」
ヴァン:「そうだな、この先は魔法無しじゃキツそうだよな。」