システム名:ウィッチクエスト
シナリオ名:「半月の夜に」(その3)
(注:このセッションはIRCを用いたオンラインセッションだったため、各人の発言
に時間差や誤字等が生じました。そのため、このプレイログは読みやすく、使用
したIRCやオフラインでの環境が判らないように、そして同時発言で混乱しないよ
うに、幾つか記述の削除と変更をしてリプレイにしています。また、このプレイロ
グは
《霊魂召喚》(シナリオ)
にあるシナリオ「半月の夜に」のネタバレを含
んでいるので、同シナリオをプレイヤーとして遊ぶ予定の人は読まないよう
にしてください。)
場面10:摩天楼にて
GM:では、10分で飛んで行けました。
ラブリン:「さあ、中に入るわよー、コロ!」
コロ:「おー、ナリ」
ラブリン:で、中には入れますでしょうか?
GM:受付「お客さん、あっちで入場券を買って!」
GM:と見ると、結構な長さの行列が。
ラブリン:ぐっはあ
ラブリン:「いくらするのですか?」
GM:存在1つにつき銅貨5枚。
GM:1人と1匹だと銀貨1枚。
コロ:GM、猫の穴の移動先はどのように指定するのですか?
GM:人に見られない場所を指定してください。>猫の穴
コロ:特に決まっていないってことですね。
ラブリン:猫の穴、アウトですね…。
ラブリン:「長蛇の列ができていますけど、どれぐらいの時間で屋上までいけるのですか?」
GM:整理係「ただいま、40分待ちで〜す!」
ラブリン:「あと、展望台って屋上にありますか?」
GM:基本的に入れるのは最上階の展望台のみ。
GM:屋上を含め、他の場所には入れませんね。
GM:逆に言うと、屋上には人がいないので猫の穴の対象に取れます。
コロ:展望台ではなくて、屋上が目標地点っぽいので、魔法で行きますか?
ラブリン:なるほど。猫の穴を使えるのでしたら、そうしますか
GM:往復でMPを14点使いますよ。
コロ:まぁ、いいんじゃないですか?
GM:では、宣言したら自動的に到着します。
ラブリン:「コロ、任せたわ!」
コロ:「この町の摩天楼の屋上へ!」
コロ:猫の穴で7点消費。
GM:ちょっと待った。ここで人気のない場所を探すのに10分追加でかかります。
コロ:了解しました
GM:それでよければ、着きました。
ラブリン:私はそれでもいいと思います
コロ:(人気のない場所を探すのって、何分掛かるかは探すまで分からないから、どうにもならないと思いまっせ)
GM:見ると…絶景ですね。
ラブリン:(ですねW)
コロ:屋上は、どんな場所なんでしょうか?
GM:うちっぱなしのコンクリートの上に少し塵などが積もった、という感じ。
GM:景色は…目立つのはスタジアムとテーマパークかな?
コロ:「ラブリン、ここに来て何をするナリか?」
ラブリン:「願いを聞けそうな生き物とか、星の悲劇を聞かせる人とかいるんじゃないのかなーと思ったのだけど・・・」
GM:さて、ここからが本題です。
GM:見ると、枯れ草の隣に誰か小さな人? が座っています。
GM:なお、枯れ草は1株だけのようです。
コロ:ここって、他の草は生えているのですか?
GM:生えていません。<他の草
ラブリン:「もしもしー」
GM:???「…はい?」
GM:と、蚊の鳴くような声で返事が。
ラブリン:「こんな場所で、何をしているのですか?」
GM:見ると、体のほとんどが石化していますね。
コロ:「人形さんナリか?」
GM:大きさと羽の形を見ると、妖精のようです。
GM:首から上だけが石化していないようです。
GM:妖精「…ごめんなさい。石化しているから素早く反応できないの。」
コロ:「不思議ナリ〜」 コロ匂いをフンフンかぎつつ、つっついている。
GM:妖精「私はもう死に行く身。でも、未練があるので死にきれません。」
ラブリン:「未練? よければ聞かせてもらえませんか?」
GM:妖精「私はこの隣にある枯れ草の花の妖精です。」
GM:妖精「この草の種は風のイタズラでここに飛ばされ、ここに根付きました。」
GM:妖精「決して環境はいいといえませんが、それでも懸命にがんばって成長し、花を咲かせ、種を作りました。」
GM:妖精「しかしここには私の子ども達が育つ場所がないのです。」
GM:妖精「魔女さん、私の種を採ってどこか暖かく湿った土地に蒔いてくれませんか?」
ラブリン:「わかった。引き受けるわ」自分の胸をぽんと叩きます
ラブリン:「でも、あなたも一緒に、よ」
GM:妖精「私はじきに完全に石化します。ですから、お礼はこの私の体で支払います。」
GM:妖精「本当は他の花の妖精に弔ってもらいたいのですが、ここまで石化が進んでしまっては無理です。」
ラブリン:「妖精さん、そんなこと言わずに、子供たちと一緒に移動しませんか?」
GM:妖精「私の体が完全に石化したら、それを持っていってください。」
GM:妖精「私はこの草の精です。ここから離れることはできません。」
GM:あとGMとして一言。
GM:猫の穴って、魔女と相棒の猫しか移動できないのですよ。
GM:種はモノとして持っていくことを許可しても、妖精は無理ですよ。
コロ:「どうするナリか?」
ラブリン:「うーん、壁を歩いていける魔法をかけてここを降りるのはどう?」
コロ:「すぱいだーまん、見たいで格好いいナリね」
GM:長いよ〜。1回の魔法だけでは途中で持続が切れてフリーフォール?
GM:ただ、「走る」チャレンジの結果次第ではいけるかも?
コロ:箒で降下するのがてっとりばやいんじゃないですか? 昇る必要がないので、たぶん簡単じゃないかと
GM:では、「高く飛ぶ」のチャレンジに失敗すると落下ダメージを入れることにしましょう。
ラブリン:摩天楼の高さはどれぐらいなのですか?
GM:6d6くらいかな? ちょうど死にごろ。
GM:あと、妖精にもダメージは入るので。
GM:石化しかけた妖精が落下したらどうなるかな?
コロ:死亡率が高いですねぇ。おとなしく、歩いて帰りますか。「あけてあけて」で扉は全て開きますし
ラブリン:ところでこの草、どんな草なのですか? それによっても対応が変わってきますが。
GM:スミレをイメージしています。
ラブリン:どういうものに使われるとかわかりますか?
GM:残念ながら薬効はないですね。
GM:ただ、ここで「魔法書を読む」のチャレンジを。
GM:「本を読む」も追加で。
コロ:猫ポイント使います?
ラブリン:使うと先の展開が予想できますので、使った方がいいかもしれませんね。
コロ:では、3個分
ラブリン:「魔法の書を読む(2)」を試みます。
ラブリン:2d
ダイス:2D=[1,4]=5
ラブリン:2d
ダイス:2D=[5,3]=8
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,2]=8
ラブリン:2d
ダイス:2D=[3,2]=5
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,1]=5
コロ:3d6
ダイス:3D6=[4,1,4]=9
ラブリン:失敗ですね
GM:さっぱりですね。
コロ:本を読む、もいきますか?
GM:助けるかどうかは別にして、チャレンジはしてください。
ラブリン:ですね。魔法書には劣りそうですが、情報があったほうが動きやすいですし。
コロ:再び3個分
ラブリン:「本を読む(1)」を試みます
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,2]=6
ラブリン:2d
ダイス:2D=[2,3]=5
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,2]=6
ラブリン:2d
ダイス:2D=[1,3]=4
コロ:3d6
ダイス:3D6=[4,2,3]=9
ラブリン:・・・。
コロ:うーん、残念
GM:では、今回は情報は全く得られません。
コロ:「薬の調合」の知識で、何か分かったりは?
GM:薬効はないのですね。
コロ:なるほど。
ラブリン:草木や花は使えませんか?
GM:OKです。
コロ:ポイント使います?
ラブリン:その方がいいと思います。
コロ:では、3個分。
ラブリン:「草木や花(3)」で、心当たりがないか思い出そうとします。
ラブリン:2d
ダイス:2D=[5,1]=6
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,6]=12
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,1]=5
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,6]=10
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,2]=6
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,3]=9
コロ:3d6
ダイス:3D6=[4,1,3]=8
GM:1レベル成功ですね。
コロ:長い戦いでしたw
ラブリン:まったくw
GM:では、1つ思い出しました。
GM:植物の妖精は、居場所が自分の植物に縛られるのですよ。
GM:でも、ドラゴンの鱗を移植ごてにして植え替えをすると、その植物について移動できるようになるのです。
GM:他の方法でやると、植物の妖精は死にます。
GM:…また新しい妖精が生まれるのですが。
GM:以上です。
コロ:植物と竜の因果関係がすごく気になるw
ラブリン:私も私もー!
GM:妖精は金属、特に鉄、それも「冷たい鉄」に弱いのです。
コロ:そういえば、鱗が一枚ずつ剥がれる辺り、この世界の竜は魚の鱗なんですねぇ。
GM:的確に移殖するには鉄のような金属の道具が必要になりますが、それが妖精には致命的です。
GM:ところがドラゴンの鱗は非金属で金属並みの硬さがあるのですね。
ラブリン:なるほど。
コロ:金属を使用しなければ、それでOKってことですね。
GM:はい。
コロ:では、サクッと掘り出しますか。
GM:さっき「草木と花」のチャレンジに成功したので、掘り出すことはできます。
ラブリン:ただ、どうやって地上まで降りましょうか?
コロ:建物の中を歩いて帰ればいいんじゃないですか?
ラブリン:でしたね。忘れてました。
ラブリン:植木鉢は、ゴミバケツと言うことでしょうか。
コロ:ですかね。
GM:「亀の甲羅」で一杯では?<ゴミばけつ
ラブリン:カメの甲羅は置いていきましょう。
コロ:亀の甲羅を下層に敷き詰めることにより、水はけが良くなっているのです!
ラブリン:w
GM:強引だなー。でもOK。
GM:これがウィッチクエストのいいところ。
コロ:たんに、食用の亀の甲羅が6個でバケツが一杯になったりはしないだろう、と思っただけですがw
GM:そのゴミばけつって、最低価格のものなのですよ。
GM:だから結構小さいことが予想される。
ラブリン:持ち歩きできますしw
コロ:幼児用のおもちゃですかw
GM:500円で買えるバケツって、そんなものでは?
GM:銅貨1枚≒100円です。
ラブリン:まあ、もしいっぱいいっぱいでしたら、カメの甲羅を後で回収しに来ればいいですよ。
コロ:ですね
コロ:1900年代の物価なんて分かりませんよ〜〜
GM:まあ、一時的に運ぶだけならOKです。
カメの甲羅を置いていかなくてもいいということですか?
GM:はい。
ラブリン:「コロ、じゃあ、鍵は任せるわよ」
コロ:「任せるナリ〜」
GM:では、宣言どうぞ。
コロ:行く手を阻む扉があったら
コロ:「ひらけひらけ」
コロ:「あけてあけて」でしたっけ?
GM:「あけてあけて」ですね。
GM:扉は猫の爪で引っかくことができるものでなければなりません。
GM:で、最初の扉は鉄製。
コロ:物理的には存在しない次元間ポータルとかはだめなんですね
GM:それは「ねこみち」「猫の穴」の管轄ですね。
GM:そしてそれでは妖精は運べない。
コロ:よく分からないのですが、猫が扉を傷つけることができないとダメってことですか?
GM:いや、爪が引っかかればいいです。
GM:これ大ヒント。
コロ:扉の隙間とか鍵穴(あるのか?)に爪を差し込めばOKですか?
GM:それは無理。
コロ:引っ掻く、ではなくて、引っ掛ける、なんですね?
GM:ヒントその2。魔女魔法。
ラブリン:虎の爪ですか?
GM:魔女魔法は何でもできます。
ラブリン:普通に鍵を開けてもよさそうですね
コロ:まぁ、それがアリならw
GM:魔法を信じる力は1、難易度は0。
コロ:難易度が0ってことは、魔女は工学的なものが苦手なのか?(笑)
GM:鍵は防犯用なので、難易度は高いです。
コロ:なるほど。意図が魔法に影響するのですね。
ラブリン:あと、ドラゴンに変身するというのもいいかもしれませんね。
コロ:変身しても、データは元のままらしいですよ。
ラブリン:アセンダントに化けるのはどうですか?
ラブリン:彼が空を飛べるのでしたら、地上までいけるかもです
コロ:それなら、「猫招き」で本人を呼びだしてもいいのでは?
GM:アセンダントが「高く飛ぶ」を2レベル以上で持っていればの話ですが。
コロ:竜って、そもそも箒が不要なんじゃ? ひょっとして、このゲームって魔女と猫以外もデータがあるんですか?
GM:今回のシナリオには色々なデータを用意してますよ。
GM:箱庭マルチで闘技場もあるので。
コロ:……話を「あけてあけて」に戻して。条件は「猫の爪が扉表面に引っ掛かる」でよろしいので?
GM:はい。
ラブリン:爪をドラゴンの爪にするとかでいいのでしょうか?
コロ:つまり、魔女魔法で「コロの爪を扉に引っかけろ」ってやればいいんじゃないですか?
ラブリン:なるほどー。それは盲点でした。
ラブリン:ベースはどうでしょうか?
GM:…どっちにします? 難易度が変わりますが。
コロ:コロを基準にした方が、魔法を信じるちからが高そうですね
ラブリン:ですね
GM:魔女猫の魔法を信じる力は1d6+6です。
GM:振ってください。
ラブリン:どぞー
コロ:先に振っていいんですか?
コロ:d6
ダイス:D6=[6]=6
コロ:相変わらず、d6が絶好調のようで
ラブリン:いいですねー
GM:12ですね。メモを取っておいてください。
GM:魔法を信じる力は普通変わらないので。
コロ:了解です
GM:で、ドラゴンの爪にするなら難易度は5です。
ラブリン:17に今日の魔法の力を足すわけですね
GM:はい。
コロ:目標値12+5+3で20ですか。微妙?
ラブリン:ただ、この魔法が成功しても、ドアにひっかかるという保証がないのが辛いですね。
コロ:その時は、ぶち破っちゃえば(笑)
GM:難易度5ではそこまで強くはなりません。
コロ:残念
ラブリン:猫ポイントは温存しましょうか?
コロ:d6で4以上でないと、意味がないんですよね〜
コロ:ポイントなしで、いいんじゃないですか?
ラブリン:そうですね。そうします。
ラブリン:1d29-1
ダイス:1D29-1=[23]-1=22
ラブリン:「ころのつめをドラゴンの爪にする」
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,2]=6
ラブリン:成功ですね
コロ:「あけてあけて」 がりがり
GM:では、強さが+3されました。
GM:で、強化された「強さ」でチャレンジを。
コロ:虎の爪よりも難易度が高いってことは、何か付加効果が?
GM:鉄の扉に爪が引っかかるようになります。
コロ:w
コロ:2d6
ダイス:2D6=[1,1]=2
コロ:2d6
ダイス:2D6=[6,2]=8
コロ:2d6
ダイス:2D6=[6,6]=12
コロ:2d6
ダイス:2D6=[3,4]=7
コロ:2d6
ダイス:2D6=[1,5]=6
コロ:コロ、殺るきありの模様
ラブリン:「コロ、夕飯はご馳走よ♪」
コロ:「コロは無敵ナリ〜」
GM:では…2時間10分ほど待ってください。
ラブリン:?
GM:「中に人がいる場合、その人がドアを開ける」ので。
コロ:なるほど。そーいう魔法なんですね
ラブリン:w
GM:ちゃんと開けるために手続きをして、鍵をもらって。
GM:階段を1段1段登って。
GM:途中で疲れて休みながら。
ラブリン:まあ、まったりと雑談しながら待ちますか。
コロ:「にゃぁ、にゃぁ」 妖精をつっついたりすりすりしたり。
GM:では、扉が開いて。
GM:警備員「…君たち! 何をしている!」
GM:がりがりとドラゴンの爪が引っかく音が気になって来たので、警戒心バリバリです。
ラブリン:「帰れなくなっちゃいました♪」
GM:それで行くなら、「素敵な笑顔」でチャレンジを。
コロ:「にゃぁ、にゃぁ」 と「ねこなでごえ」
GM:何をどうします?<わがまま
コロ:「下まで降りたい」 で。
GM:警備員「…迷い猫か、しょうがないなぁ。」
GM:といって、コロはエレベーターに乗せてもらえます。
GM:魔女はまだ屋上です。
コロ:ふむ、猫だけ連れていくつもりか
GM:警備員「…で、君は何者だ?」
GM:魔女に対して言っています。
ラブリン:「魔女ですよ」
コロ:13才の子供相手に喧嘩腰ですか、警備員殿?
GM:それで行くなら「ごまかし」でチャレンジ。
コロ:って、魔女ってばらすのか。ごまかしが無くありません?
GM:ごまかしは話題をすりかえるときにも使います。
コロ:話題 「何者っ!?」 「魔女だっ!」ですぜ
GM:敵対的な関係をごまかして、一時的に友好的にするわけですね。
ラブリン:まあ、試みてみますか?
GM:どちらを?
ラブリン:話題をすり替えても仕方がないんで、敵対的な関係をごまかす方にします。
GM:「素敵な笑顔」か「ごまかし」か、どちらか1回です。
ラブリン:アイコンタクト(コロ、助けて…(猫ポイント))
コロ:3個分、どぞー
GM:「素敵な笑顔」の方がいい結果になりますよ。
ラブリン:では、素敵な笑顔で。
ラブリン:2d
ダイス:2D=[1,2]=3
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,5]=11
ラブリン:2d
ダイス:2D=[1,3]=4
コロ:ばっくふぁいあ
コロ:3d6
ダイス:3D6=[3,5,3]=11
ラブリン:失敗♪
GM:ダメですね。
コロ:「なこなでごえ」 マスターに意地悪しないでぇ はアリですか?
GM:OK。
コロ:では、使います
GM:警備員「しょうがないなぁ。ついて来なさい。」
場面11:輸入食料品の店にて その1
GM:何だかんだで摩天楼から出てくるともう正午ですね。
GM:そろそろお腹がすいてきました。
ラブリン:そういや弁当を作ってないですね
GM:はい、宣言は聞いていません。
ラブリン:(しばらく躊躇して)どこかで昼ご飯を買うしかないわね、コロ…。
コロ:「にゃぁ」
ラブリン:近くに食料品店がないか探します。
GM:どこか食堂やレストランを探しますか?
ラブリン:パンやリンゴを買った方が安上がりそうなので、食料品店を探します
GM:では、外国の食糧を扱う店が近くにありました。
GM:各種缶詰と瓶詰がメインのようですね。
ラブリン:店主に「こんにちはー」
コロ:「にゃぁ」 入り口で待っている。
GM:あ、結構大きな店です。
GM:店員「いらっしゃいませ。」
ラブリン:「カニ缶とか、ひょっとして置いてますか?」
GM:店員「…申し訳ありません。「カニ缶」は現在切らしておりまして…」
コロ:搬入日と仕入先を聞いてみてはどうですか?
GM:店員「「カニ缶」を注文している商人が来るのが1月以上も遅れているのですよ。」
ラブリン:「それはまた、どうしてでしょうか?」
GM:店員「何かあったのかもしれませんが…」
ラブリン:「わからないのですか」
GM:店員「はい、申し訳ありません。」
コロ:外国産ってことは船でしょうし、そのくらい普通なんじゃないですか?
GM:店員「いえ、「カニ缶」は砂漠を越えて、隣の国の港町で加工されたものです。」
コロ:陸路でしたか。それでも、遠いですね。
ラブリン:残念。妖精って食料は必要ですか?
GM:妖精「私の首から下は完全に石になっているので、食べたくても食べられません…」
コロ:それって、そもそも呼吸できなくて死んでるんじゃ?w
GM:そこ、突っ込まない。
ラブリン:w
コロ:食わなくても生存できるなら、問題ないです。
GM:妖精「私はもう死んだも同然ですから…」
ラブリン:「そんなこと言っちゃダメですよ」
ラブリン:「となりの国の工場までどれほどの時間がかかるのですか?」
GM:店員「かなりかかりますよ。まっすぐ行けて2月かな?」
GM:店員「まっすぐ進めればいいのですが、道に迷ったら最後、死が待っています。」
ラブリン:(ほうきで飛んでいくとどれぐらいになると思われますか?)
GM:GMとして教えます。
GM:「魔法で目的地を突き止め」「ほうきで飛んで」「「空中での方向感覚」のチャレンジに成功しないと」道に迷います。
コロ:道が無いってことは、その国とはほとんど交易が行われていないんですねぇ。
GM:だからこの国で「カニ缶」は超高級品。
コロ:所要時間の方は、結局箒だとどれほどなんですか?
GM:「速く飛ぶ」6レベル成功で1日。成功レベルが足りない分だけ倍になっていきます。
ラブリン:1レベル成功で32日成功と言うことですか?
GM:はい。
コロ:遠いですねぇ
GM:さらに1日飛ぶには「長時間飛ぶ」のチャレンジも必要。
GM:食料と水、テントは必須ですし。
GM:それらを持つと「重いものを乗せて飛ぶ」のチャレンジも必要になる。
GM:ぶっちゃけると、無理。
ラブリン:「(遠い目)…。何か安くてお腹がいっぱいになるものはないですか? 私と猫の分で」という感じで食糧を買って食べます。いくらほどでしょうか?
GM:店員「瓶詰め果物と魚の缶詰、どちらがいい?」
ラブリン:「猫もいるので魚がいいですね」
GM:店員「1缶で、鮪缶が銅貨1枚貝貨2枚、鯖缶が銅貨3枚貝貨8枚。」
GM:店員「安いのはこの2つかな? 他は銀貨が必要になるし。」
GM:貝貨10枚=銅貨1枚ね。
ラブリン:「鮪缶で。お釣りは情報量ということで結構ですよ」銅貨2枚を渡します。
GM:1缶は割と大きいので、1人と1匹なら十分食事になります。
GM:店員「それはいけません。」貝貨8枚を渡します。
GM:GMより忠告。1タネ(=0.1貝貨)を笑うと1タネに泣く。
ラブリン:「ありがとう」と店を後にします。
コロ:缶切りを所持していないので、開けていかないと大変っぽいですぜ。
ラブリン:急いで戻って開けてもらいます
コロ:…実はですね、コロの爪はまだドラゴンのものなのですよ。
コロ:どれだけ持続するんですか?
GM:あと少しで切れそう。
コロ:3時間も持続するとは……恐るべし
GM:伊達に難易度を下げていません。
コロ:「ラブリン、ごーはーんー」 と出てきたラブリンにすり寄る。
ラブリン:「はい。これを一緒に食べようね」と鮪缶を取り出して食べます。
コロ:「がつがつがつ」
GM:コロの爪が1周の8割くらい回った所で効果が切れます。
コロ:あれ? 店員に開けてもらったんじゃ?
GM:まあ、それくらいの時間で切れるということで。
コロ:うぃ
場面12:オーク様の倒れた跡地にて
GM:さて、現在は12時半です。
ラブリン:では、植える場所を探しましょうか
コロ:ですねぇ。
コロ:魔法が一番ですかね?
GM:妖精「…よろしくお願いします。」
ラブリン:「この草の種をまくのに適している、暖かくて湿っている場所を探す」魔法で。
ラブリン:ベースはどうなりますか?
GM:了解。魔法を信じる力は1d6+6、難易度は12。
ラブリン:1d
ダイス:1D=[2]=2
コロ:念のため、ネコポイントも1d使いますよ。
ラブリン:ありがとうございます
コロ:(トリックスターでしくったら2dということで)
ラブリン:1d29-1
ダイス:1D29-1=[27]-1=26
コロ:1d6
ダイス:1D6=[3]=3
ラブリン:26以下ですね
ラブリン:2d
ダイス:2D=[2,5]=7
ラブリン:成功しました
GM:了解。町の外、通常速度のほうきで飛んで20分ほどの場所がよさそうです。
ラブリン:では、猫いらず飛行で行きますね。 いいですか? >コロ
コロ:どぞ〜
ラブリン:猫ポイントはどうしましょうか?
コロ:落ちたら、徒歩でもいいんじゃないですか?
ラブリン:そうですね。
GM:歩いていくと2時間かかります。
ラブリン:猫ポイントを使いすぎの感もありますので、節約しますか。
ラブリン:2d
ダイス:2D=[2,5]=7
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,5]=11
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,6]=12
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,3]=9
コロ:行きましたね
GM:では、飛んで行けました。
GM:森の中、大木が倒れた直後の空き地ですね。
ラブリン:「では妖精さん、種をまきますね」
GM:妖精「…はい。」
ラブリン:コロと一緒に種をまきます。
コロ:「掘るナリ〜、埋めるナリ〜」
GM:すると、蒔いた所がかすかに光って、すぐに元に戻ります。
ラブリン:「はやくおおきくなーれ♪」
コロ:「なーれ!」
GM:妖精「本当に、本当に、ありがとう…」
コロ:魔法を使うんですか?
ラブリン:「では、子供たちを見守れるように、あなたも移し変えますね」
コロ:「任せるナリ」
GM:妖精は答えない。
ラブリン:「妖精さん?」
GM:ふと見ると、妖精は完全に石化してしまったようだ。
コロ:「死んじゃったナリか?」
GM:この花の妖精は、天寿を全うしたのだ。
ラブリン:「あ、れ? 妖精さん、返事してください!」
GM:妖精は返事をしない。
コロ:コロ、判断早過ぎたw
ラブリン:「妖精さん、妖精さん、ようせいさん・・・」
ラブリン:妖精をつかんでうなだれます
コロ:「にゃぁ」 コロはくんくん、ぺろぺろと妖精に触る
GM:ラブリンたちは「花の妖精石」を手に入れた…
コロ:って、アイテムですか!w
コロ:枯れ草と一緒に埋めるつもりだったんですが、どうしろと?
ラブリン:同じくw
GM:これ、マジックアイテムを作る時に結構使われるんですよ。
GM:もとがアレなので販売はされませんが。
ラブリン:一部だけ持ってくとか、できますか?
GM:今回は許可を得ていますし、大丈夫ですよ。
ラブリン:髪の毛とかが持っていければ万歳なんですが。
GM:全部一体化して石化していますね。
GM:あと、破壊するべきではありません。死んだ妖精を冒涜することになります。
コロ:CRPGならともかく、TRPGでやるギミックじゃないなぁとは思いますが。持っていきますか
ラブリン:まあ、仕方がないですね
コロ:あ、枯れ草はそばに埋めますよ
GM:???「どうしたの? どうしたの?」
ラブリン:「妖精、さん?!」
コロ:「?」
GM:別の花の妖精のようです。
GM:妖精「今日はオーク様のお葬式だと思ったら、この人は誰?」
GM:妖精「とっても安らかなお顔…」
GM:さっきの妖精石を見て喋っています。
ラブリン:「ティダの町の摩天楼の屋上で一人がんばって生きてきた草の妖精さんです」
GM:妖精「そう…あんな所で…」
ラブリン:「せめて子供たちが地上に出てくるまでは生きていて欲しかったです・・・」
コロ:「ナリ……」
GM:妖精「私からのお願いです。その妖精石をずっと大事に持っていてもらえますか?」
GM:妖精「何かに加工してもかまいません。でも絶対に捨てないで。」
ラブリン:「それが、この妖精さんの願いなの?」
GM:妖精「はい。そのはずです。」
ラブリン:「わかりました。では、大事にします」
ラブリン:「コロ、これでいいのかな・・・」
GM:妖精「体が石化してしまった妖精はそのままではあの世に行けません。」
GM:妖精「石化したために弔うことができないからです。」
コロ:「いつかラブリンが、素敵な姿に変えてあげるナリよ」
ラブリン:「そうね。私、がんばる!」
GM:妖精「…考えても見てください。誰もいないところで1人生き続けるという寂しさを。」
GM:妖精「せめて死後は、寂しくないようにしてやって下さい。」
コロ:「妖精さん、教えてくれてありがとうナリ」
GM:妖精「あ、そうそう。今日の夜8時からオーク様の本葬が行われます。」
コロ:「?」
GM:妖精「よろしければご参列ください。」
GM:妖精「オーク様はこの辺りの最長老で、あの大木に住んでおられました。」
ラブリン:「わかりました。そういうことでしたら」
ラブリン:「人ですか?」
GM:妖精「400年の寿命を全うされた妖精です。皆で盛大に送りましょう。」
ラブリン:「では、この妖精さんも、送り出してもらえませんか?」
コロ:(身体に縛られているから無理なのでは?)
GM:妖精「体が石化しているのは、絶大な寂しさが体に溜まっているためです。」
GM:妖精「このような状態では、弔ってあの世に送ることはできません。」
ラブリン:「みんなに覚えてもらうだけでもいいんです。一人がんばった妖精さんがいたこと・・・」
ラブリン:「亡骸は、弔った後に私が持っていきます」
GM:妖精「いつも一緒に過ごして寂しさが解けたら、またお葬式をするべきです。」
GM:妖精「でも、今日他の皆に見せるのは賛成です。」
GM:妖精「たくさんの妖精がいれば、寂しくないでしょうから。」
ラブリン:「では、お願いします」ぺこりとお辞儀します。
GM:妖精「では、今日の夜8時、場所はここで。」
コロ:「またね、ナリ〜」
ラブリン:「はい」
GM:妖精「それでは、また今夜。」
ラブリン:「では」
(注:ここでGMはPCの素晴らしいロールプレイに対する報酬として、そして使いす
ぎの感がある猫ポイントへのフォローとして、未使用の猫ポイントを20点追加で与
えました。)
場面13:船長の下…へ?
ラブリン:今何時ですか?
GM:午後1時かな? 町じゃないと正確な時間が分かりません。
ラブリン:ずいぶん時間がありますね
コロ:徒歩往復でも3時間余裕がありますね
GM:…他にやることがあるでしょうに。
コロ:船長に会いにいきますか?
ラブリン:そうですね。
GM:それはそれで、現在は1月10日、午後1時頃。
GM:場所はオーク様の倒れた跡地。
ラブリン:では、町に行きますか。
コロ:「ラブリン、頑張るナリ〜」
GM:どこへ、どうやって?
ラブリン:船長さんの家までほうきで飛んでいくでいいですよね?
コロ:>ほうき のつもりでしたよ〜
コロ:船長の入院先とか、聞いてなかったり?
GM:場所は判りますよ。
コロ:問題なさそうですね。
ラブリン:「猫いらず飛行」+成功率の上がる魔法で行きましょうか?
GM:ちょっと裏手にあるので、飛んで行くと1時間、歩いて行くと3時間。
コロ:一番安全ですね、それが。
GM:どうぞ。
ラブリン:「ほうきで安定して飛んでいける魔法」を使います
ラブリン:ベースはいくらでしょうか?
GM:魔法を信じるちからが12、難易度は10。これで成功レベルが+1されます。他のスキルでも同様。
ラブリン:では、振ります
ラブリン:1d29-1
ダイス:1D29-1=[29]-1=28
ラブリン:25以下ですね
ラブリン:2d
ダイス:2D=[5,1]=6
ラブリン:成功しました。
ラブリン:「猫いらず飛行」を使います
ラブリン:そういや、今いる場所に何時までに戻ればよかったのでしたでしょうか?
コロ:8時だったような?
ラブリン:失敗してもいいというわけですか
ラブリン:では、そのまま振っていいですよね?
GM:夜8時ですね。
コロ:魔法の方が成功しているので、振る必要すら感じませんぜw
GM:複数レベルで成功すればそれなりの見返りはありますよ。
ラブリン:なるほど。では、振ります
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,1]=5
ラブリン:2d
ダイス:2D=[2,1]=3
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,4]=10
ラブリン:2d
ダイス:2D=[6,4]=10
コロ:「ラブリンかっこいい〜」 (←スキルで飛んでいると思っている)
ラブリン:ラブリンは冷や汗をかいてますw
GM:まあ、1時間かけて飛んでいけました。
ラブリン:「コロ、あれが船長さんのいる建物かしら」
コロ:「そうなのナリか?」
コロ:近代の病院って、何か特色ありましたっけ?
ラブリン:適当に大きな建物をさすラブリンでしたw
GM:おい! じゃあ、1d6を。
ラブリン:コロ、どぞどぞ
コロ:1d6
ダイス:1D6=[3]=3
GM:3ね。
コロ:3ですね。