システム名:ウィッチクエスト
シナリオ名:「半月の夜に」(その1)
(注:このセッションはIRCを用いたオンラインセッションだったため、各人の発言
に時間差や誤字等が生じました。そのため、このプレイログは読みやすく、使用
したIRCやオフラインでの環境が判らないように、そして同時発言で混乱しないよ
うに、幾つか記述の削除と変更をしてリプレイにしています。また、このプレイロ
グは
《霊魂召喚》(シナリオ)
にあるシナリオ「半月の夜に」のネタバレを含
んでいるので、同シナリオをプレイヤーとして遊ぶ予定の人は読まないよう
にしてください。)
場面1:猫集会
GM:ではセッションを始めます。
ラブリン:はいー
コロ:先に1つ、聞いておきたいことが。魔法の隠匿度は、どれくらいでしょうか?
GM:それは舞台の場所により千差万別です。
コロ:魔女が積極的に魔法を広めたがっているかどうかも、お願いします
GM:それはシナリオで示されます。
GM:今回の猫ポイントは何と200!
コロ:使いまくれってことですね
GM:では舞台は8日の猫集会。何月かは…猫の人が決めていいです。
GM:ということで、ラブリンは出られません。
ラブリン:はーい
コロ:せっかくなので、1月で
GM:了解。では1月8日、寒い日に。
GM:以下ボス猫の発言
GM:これは大魔女様からの伝言だ。
GM:毎月22日の魔女夜会に遅刻したり「猫の穴」などで楽をする魔女が増えているので、魔女猫からも尻を叩け、とのことだ。
コロ:「ニャー、YES、ニャー!」
GM:もし伝え忘れて魔女が怠けたら、連帯責任で魔女は服を脱がせ、猫は体中の毛を刈り取ってはらわたの底まで洗った上で市中引き回しの刑だそうだ。
コロ:「ニャー、YES、ニャー!」
GM:各自、猫族の恥さらしにならないよう、十分に気をつけるように。
GM:以上ボス猫の発言
コロ:「ニャー、YES、ニャー!」(ラブリンならそんなことしないのだー)
コロ:もとい、さっきから「ナリ、ナリ」頭の中で連呼しててピンチです。
ラブリン:お料理行進曲がリフレインしていますw
GM:ちなみに、魔女集会は22日、8日と同じ半月の日です。
GM:言い忘れましたが、暦の基準は月です。
コロ:2週間ですか。今のラブリン住居から集会場所まではどれくらいかかりますか?
GM:それは…ラブリンがどこにテントを張っているかによります。(笑)
ラブリン:ラブリンは薬師ですので、テントは町の郊外の森の中です
GM:ではかなり遠いですね。猫の足で歩いて半日。
コロ:あれ? 結構かかりますね。
ラブリン:「もう、コロったらおそいわ。コロッケにしてやるんだから(プンスカ)」
コロ:一晩騒いで、一眠りして、夕方に着くように出発することにします。
GM:商人猫「おいおい、このネコカンはどうだ? HPが何と1d6点も回復するぞ!」
コロ:「おおぉ! すごいのだー」
GM:商人猫「それが2缶でたったの猫ポイント1点だ! 安いだろ?」
コロ:「素敵なりよー」 ポイントを握りしめながら突貫する。
コロ:「ニャーー(ゴスッ!) どぶぅっはぁー」 (←はじき飛ばされた)
GM:他にも色々あるけど、何点分買う? 他は通常価格で。
コロ:「今日の我が輩なら大穴なりよ〜」 ということで、くじに
GM:胴元猫「1口2点だ。何口いく?」
コロ:「10口、連番勝負なり!」
GM:胴元猫「そんなにポイント無いだろ!」
GM:胴元猫「で、何口行く?」
コロ:最初の猫カンも、実際は猫バンク1点ですか?
GM:はい。1缶で1点でしたがそこを割引。
コロ:「猫カン大量なりよ〜」ということで、猫カンを20個買っていきます。「くじはまた今度なり〜」
GM:胴元猫「なんだよ、冷やかしかよ。」
コロ:コロは胴元の存在を忘れ、猫カンにうっとりとしている。
GM:商人猫「ところで…お前さんのその性格だと、さっきの話も忘れてるんじゃないか?」
コロ:「にゃ?(何のこと? 我が輩は今幸せなりよー)」
GM:商人猫「お前は新入りだから解らないかもしれないが、今日のボスは本気だぞ?」
コロ:「いつもと同じに見えたナリ」
GM:商人猫「悪いことは言わない。22日の魔女集会には、なんとしても魔女を遅刻しないようにほうきで飛ばしてやれ。」
コロ:「はう。分かったナリ。これから、引っ張ってくるナリ」
GM:商人猫「だから! 22日だっつーの!」
コロ:「22日。もうばっちりナリ。覚えたナリ」
GM:商人猫「きつーく言っとけよ。じゃあな!」
コロ:「ばいばいナリよー」
場面2:情報の伝達
GM:では、翌日に移ります。
GM:早朝にコロが帰ってきました。
ラブリン:頭に角を生やしてます
コロ:膨らんだ風呂敷包みを背負って、にこやかに 「ラブリン^、帰ったナリよー」
ラブリン:「お・そ・い・わ! どこで何をしていたのよ(怒)」
コロ:「はうっ。なんで起こってるナリか。ちゃんと、置き手紙を……(ごそごそ)あれ?」
コロ:何故か、懐にかみ切れが
GM:魔女は猫集会のことは知ってますよ。特に帰りが遅いなら話は別ですが。
ラブリン:「寄り道してたのよね?」
コロ:「そ、そんなことないナリよ〜?」(風呂敷を隠しながら)
ラブリン:「わたし、前に寄り道したらコロネにすると言ったはずだけど」
ラブリン:「そんなにチョコレートになりたいのかしら」
コロ:「にゃ、コ、コロはコロでもコロネには入れないの」
ラブリン:「おしおきよ! 今日の朝ごはんは抜き!」
コロ:「☆▼◇@X……」(声にならない叫び)
ラブリン:そして、パンケーキをおいしそうにまるまる一つ平らげます。
コロ:地面にへばりついて、じと〜っと見上げる
GM:猫の食事は残飯…というか取り分けだから、そうなりますね。
コロ:つまり、今日の分は他の猫行きですかw
GM:いや、ラブリンのおなかの中に。(笑)
ラブリン:食べ終わった後、「じゃあ、薬草採取にいってくるから、留守番お願い」と言って出かけます
ラブリン:で出かけたと思ったら、ちょっと顔を出します
ラブリン:「そうそう、依頼人が来たら昼までには帰ってくると言っておいてね」
コロ:「ちょっと待つなりよ〜」
ラブリン:「何?」
コロ:「今月の魔女夜会で、粛正が行われるらしいなりよ」
ラブリン:「しゅくせい? 星でも祝うの? ロマンチックね」
コロ:「違うなりよ〜。ちょっと不良風味なだけで、やられちゃうなりよー」
GM:ラブリンの反応、WQらしくて最高です。
コロ:「夜会の時刻に遅刻したら、市内引き回しの上で獄中死するって言ってたナリ」
ラブリン:「まさかー。そんなことあるはずないじゃない」と手をひらひら振ります
コロ:獄中死なんて単語はカケラもありませんでしたがw
コロ:「そうじゃない、そうじゃないナリよー」と無駄に抵抗するが、どんどん意味不明になっていく
ラブリン:「わかったわかった、遅刻しなければいいんでしょ」
コロ:きらーんっ! と輝く目
場面3:依頼人の登場
GM:そうこうしているうちに夜になりました。
GM:コンコン。誰でしょう、こんな時間にノックをするのは。
コロ:寝床でまったりと惰眠をむさぼります
GM:…まだ寝るには早い時間です。
GM:…猫ならいいのか。
コロ:惰眠ですからw 視線を向けて、また眠ろうと試みますよ
ラブリン:ネコって一日の大半寝ているらしいですし。
コロ:ネコって、食う、寝る、遊ぶ、散歩 の4つですよねぇ。
GM:コンコン。
ラブリン:気にせずに「はーい。今行きます」
ラブリン:料理中だったのでエプロンをつけたまま、ドアを開けます
GM:扉が開くと、浅黒い肌をした20代の男性が。
GM:ひょろりとしていながらも逞しい印象を受けますね。
ラブリン:「何か御用ですか?」
GM:「はじめまして。僕の名前はカジ、ウミンバラ自然保護区とティダの町の間を往復する定期船の副船長をしています。」
GM:カジ「とは言っても、実質的にはただの船乗り見習いですが。」
ラブリン:「はじめまして。私は…そのご様子ですとご存知のようですね」
GM:カジ「魔女のラブリンさんですね? お願いしたいことがあるのですが。」
ラブリン:「わかりました。では、中にどうぞ」
ラブリン:中に通します
GM:カジ「お邪魔します。」
GM:地位はそれほど高くは無いものの、非常に礼儀正しい人のようですね。
コロ:「にゃー」 のっそりと起き出して、ラブリンの足元にまとわりつく。
ラブリン:「あーコロ、邪魔邪魔。お客さんの相手をしててね」そう言って、お茶を準備してきます
GM:カジ「いえ、お気を使わなくても結構です。」
コロ:「な”っ」 おとなしく離れていく……と見せかけて、客をじっとりねっとりと眺めて好奇心を満たせるポジションへ移動する。
ラブリン:「今日はおいしい十薬が取れたのですよ」
ラブリン:「是非召し上がってください」
GM:カジ「…どうも、ありがとうございます。」
GM:カジ「で、お願いがあるのですが…」
ラブリン:お茶を持ってきて、「はい」
GM:カジ「今月の22日に定期船の運航を手伝ってくれませんか?」
GM:カジ「朝早くから出航して帰るのは夜遅くになるので、もちろんそれなりのお礼はさせてもらいます。」
ラブリン:「え? さすがにそれは私の専門外なのですが…」
コロ:(22日は夜会なりよ〜)と、膝にすりすり。
GM:GM発言:魔女の魔法は何でも試みられるので、必然的に何でも屋になります。
GM:カジ「詳しく説明しますね。」
ラブリン:「はい」
GM:カジ「先程、ウミンバラ自然保護区とティダの町の間を往復する定期船といいましたが、定期船は8日と22日の月2回運行しているのです。」
ラブリン:コロの首をつまみあげて、脇にどけます
コロ:「う”なっ」 今度こそ、離れて寝床に戻っていく
GM:カジ「しかし、昨日、8日の帰りに船長が大怪我を負ってしまいまして…」
GM:カジ「診てもらったところ、回復には魔法を使っても1か月はかかるそうなのです。」
GM:カジ「僕だけでは22日の定期船が運航できません。」
GM:カジ「ですから、ここぞという場所で風や波を魔法で鎮めて欲しいのです。」
GM:カジ「航路の途中にあるサーター水道(海峡)を船乗りの技術だけで抜けるのは至難の業です。」
ラブリン:「はあ」
GM:カジ「受けて…いただけますか。」
ラブリン:「その、サーター水道を抜けるのになぜ私が必要なのですか?」
GM:カジ「サーター水道は潮の流れが非常に速い難所なんだ。小潮になる8日と22日には潮の流れが弱まるんだけど、それでもかなり危険で、船長が大怪我を負ってしまった。」
GM:カジ「ただ、小潮の日に魔法の力で更に波風を弱めれば、僕だけでもサーター水道を抜けることができるんだ。」
GM:カジ「他の魔女たちに頼んでも軒並み断られてしまった今、頼ることができるのはあなたしかいないのです!」
ラブリン:波風を弱める魔法って見当たらないのですが…。
GM:魔女は、魔法で、どんなことでも行おうと試みることができます。また、 1日に何回しか使えないというような制限もありません。
GM:つまり、魔法でどんなことも試みることができるのが魔女なのです。
コロ:難易度が完全にGM依存なんですよね……ラブリンの見立てでは、どれ程の難易度になりますか?
コロ:ラブリンのPLではなく、ラブリン本人の予想では、という意味です
GM:自分が現場にいたら楽勝。でも拘束時間が魔女夜会と完全に重なるのが問題。
ラブリン:つまり、船に乗るとサバトには完全に出られないのですね
GM:はい、その通りです。
コロ:「にゃ〜」(出港日をずらして貰えばいいんじゃないナリか?)
GM:猫の言葉は普通の人は解らないので、通訳しましょうね。
ラブリン:「出航日をずらせますか? ちょっとその日は予定が入っていまして、都合が悪いのです」
GM:カジ「8日と22日以外のサーター水道の荒れ方は尋常ではない。」
コロ:(よくそんな所に航路を開拓したもんだw)
GM:カジ「以前、9日に魔女の力を借りてサーター水道を航海したことがあったんだけど、風や波を魔法で鎮めても、何もしない8日よりも風や波が強かったんだ。」
GM:カジ「あれでは船長が元気だったとしてもウミンバラ自然保護区には絶対に辿り着けない。」
ラブリン:「では、こういうのはどうですか? 船には乗れませんが、文献を当たってサーター海峡をうまく渡れる方法を見つけられるかもしれません」
ラブリン:「そういう形でなら、ご協力できますが」
GM:カジ「それで構いません。」
GM:カジ「ただ、収入が入るのは運行が無事に終わってからなので、報酬を払うのはそれ以降になってしまいますが。」
GM:カジ「報酬ですが、金貨10枚でどうでしょうか?」
ラブリン:「そもそも成功するかどうかわかりませんので、それでかまいません。もし見つけられなかったらお代は要らないです」
GM:カジ「そうですか、ありがとうございます。」
GM:ということで、カジの依頼を受けたラブリンたちだった。
ラブリン:「コロ、これでかまわないよね?」
コロ:「ラブリンは時々突拍子もないことをするから、不安ナリよ」
ラブリン:「またまた〜」
コロ:数々の蛮行を回想し、ちょっと鬱が入るコロ
コロ:「昨日、運試しをしておけばよかったナリ」
ラブリン:その1:コロにイカを食わす その2:コロの散髪をする
ラブリン:その3:コロとお風呂に入る
コロ:痙攣した後、身体がふるえるなら台も揺らせばいいじゃない、とシェイクされた
コロ:熱くしないとダシが出無いじゃないという理屈で、50度のお風呂に入れられました。
コロ:「にゃ〜(パタ)」 精神ダメージで落ちた。
GM:…最高。
場面4:作戦会議
GM:この状況をどう打破するか、知恵の絞りどころです。
コロ:定期船の規模は、どれほどなんですか?
GM:副船長が見習い同然、つまり乗組員2人。
ラブリン:船長とあと誰ですか?
GM:カジ。
ラブリン:で、船長が戦闘不能と。
GM:ちなみに船長の名前はヌチ。
GM:…気づいたかもしれませんが、今回の名称は基本的に沖縄風です。
コロ:航海の所要時間と海峡の長さはどんなもんでしょう?
GM:半日の航海で8日と22日に1往復。
GM:それほど長い距離じゃないけど、自然保護区を守る魔法の防壁が問題。
コロ:魔法が原因ですか
ラブリン:魔法の防壁とはどういうものですか?
GM:「魔法書を読む」のチャレンジの結果で情報量が変わります。>防壁
ラブリン:あと、船の定員はどうでしょう?
GM:結構乗れるけど、今回は8日に上陸した研究チームの回収があるので往復で乗れる乗客は2人かな?
コロ:この世界は、蒸気機関がメインで電気機関はまだ未開発なんですか?
GM:電気は…場所によります。
コロ:今回の舞台ではないってことですね。
GM:…どうでしょう?
GM:少なくとも自動車は存在しますよ。
ラブリン:そういや、怪我をした状況も聞いてなかったですね
GM:それは船長に訊きに行ってください。
ラブリン:そういや、私、怪我を治せるのでした。
GM:一応魔女の治療は受けたらしいです。その結果が全治1ヶ月。
コロ:魔女が付きっきりで治療を続けたら、もっと速くなるんじゃ?
GM:それで1ヶ月。
GM:ちなみに、報酬が後払いなのは船長の治療に相当額出費しているから。
GM:出したくても出すお金が無いのです。
コロ:大人しく航路を閉鎖しろ、と言いたいところですw
ラブリン:ですねw
GM:自然保護区のレンジャーや研究者の人たちが困ります!
GM:ウミンバラ自然保護区はそのような環境にあるからこそ、貴重な動植物が生息しているのです。
ラブリン:まあ、困った人がいたら助けるのが魔女っ娘の宿命ということで。
コロ:魔女夜会長に掛け合うとか、自然保護区に住む事を諦めるとか、いろいろありそうですけどねぇ。
GM:とりあえず、現在保護区に相当数の人間がいて、回収できるのが22日のみ。
GM:それができないと、その人たちは物資の不足で飢えることになります。
コロ:死ななければいいじゃない! というとアレですが、実際の所かなり自業自得な気配が。
ラブリン:サバトはどれぐらいの時間行われているのですか? コロを変身させて向かわせるということを考えたのですが。
コロ:それは、コロが焼き肉にされてしまう!!
コロ:さすがに、本人が行かないと無理なんじゃないですか?
GM:そもそも魔女でないと夜会の行われる場所に行けません。
GM:これは能力の問題なので。
コロ:夜会を始めから欠席したらダメなんですか?
GM:魔女らしさ(HP)が大幅に失われることは間違いないですね。
GM:想定されるバッドエンドの1つです。
コロ:なるほど。この世界、結構魔女が魔女をしてますね。
ラブリン:どうやら、普通にシティーアドベンチャーをするしかなさそうです
GM:そう言えば、劇的に怪我を早く治す方法があったような…
ラブリン:そうなのですかw
コロ:ルールに詳しいのはGMだけ!w
GM:「怪我を治せば…」の発言に対する答えです。>劇的に怪我を早く治す方法
GM:これがシナリオ上の正解の1つです。
GM:正解は他にもあるんだけどね。
ラブリン:魔法の防壁の突破ですか。
GM:防壁の突破は無理ですね。保護区は最上級のウォーロックがシマにしていますから。
ラブリン:そういや、ネコに瞬間移動させることのできる魔法がありますよね
ラブリン:それを利用できないでしょうか?
GM:「ねこみち」ですね。あれは猫しか行けません。
コロ:魔女夜会って、近辺地域の魔女が集まるんですか? それとも、世界の魔女全て?
GM:それはマスターによって違います。>夜会の人数
コロ:今回は?
GM:全員。
コロ:魔女がいなくなるから、魔法が全て弱くなると。
GM:シマを守るウォーロックがいるので、それはありません。
GM:そもそも、魔女の時間と世界の時間は別に流れています。
コロ:お? 魔女以外にも超常を操る方々がいらっしゃるんですね。
GM:時間を操って魔法を使う魔女に対して、空間を操って魔法を使うウォーロック。
ラブリン:「ネコの穴」はつかえないでしょうか?
ラブリン:「ネコバス」とかもです
GM:魔法の防壁は、移動系の魔法を全て遮断します。
GM:まるでカニスの氷山のごとく。
ラブリン:船に乗って潮風を弱める魔法を使用 → 「ネコの穴」で家に帰る とか
GM:「ここぞという時」がいつかは判りません。
コロ:そんな無能船員は放り出せ!w
GM:あと、どちらかというと帰りの方が重要なのは明らかでしょう。
ラブリン:航行予定はどのようになっているのでしょうか?
ラブリン:半日でいける距離ということは、朝に出航、昼に島に到着、夕方に帰ってくるのが一般的だとは思うのですが。
GM:朝早くに出航して保護区に1時間ほど滞在して積み込みをし、すぐに引き返して到着が夜遅く。
GM:夕方ではなく、夜遅くなのですね、時間的に。
コロ:海峡に差し掛かるのは往復それぞれ何時頃ですか?
コロ:重要なのは、潮が弱まる期間がいつかって方ですかね。
GM:…今まで誤解のある言い方だったけど、実はウミンバラは、ティダの町の沖にあるサーター水道に浮かぶ島の名前なのです。
GM:つまり、全航路に危険が潜んでいる可能性があります。
ラブリン:まあ、船長の話を聞かない限り、話は進みそうにないですね
コロ:座礁の危険性を考えていましたけど、実は波が主体だったんですか?
GM:はい。波を静められれば簡単に航行できます。
ラブリン:船を浮かせて航行させるとかw
コロ:頑丈な船を造れば事足りそうです。
GM:正解が2つ出たから、「魔法書を読む」で2回チャレンジしてください。
GM:猫ポイントを使ってもいいですよ。
ラブリン:これはコロにも頼んだほうがよさそうですよね?
コロ:2回とも3点使いましょう。
ラブリン:ネコポイントを使うタイミングはどうなってますか?
ラブリン:成功したから取り消しとかできるのでしょうか?
GM:まず何レベル助けるかを宣言、それから判定、最後に助けたレベルd6点の猫ポイントが猫バンクに。
コロ:明確は表現はフリーだとされていないのですね。
GM:?
コロ:とりあえず、1つ目のチャレンジで、3点使ってみましょう。
ラブリン:そうですね
GM:では合計5レベルですね、どうぞ。
ラブリン:5回振るわけですね
GM:はい。2d6です。
ラブリン:2d
ダイス:2D=[5,5]=10
ラブリン:でたw
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,4]=8
ラブリン:2d
ダイス:2D=[5,3]=8
コロ:順調ですねぇ
ラブリン:2d
ダイス:2D=[2,5]=7
ラブリン:2d
ダイス:2D=[2,3]=5
ラブリン:2個出ましたね。
GM:2レベル成功、大成功ですね。
コロ:バックファイア 3d6
コロ:3d6
ダイス:3D6=[1,2,4]=7
ラブリン:いい出目ですね
コロ:7点減って、193−−7
ラブリン:ネコバンクに7点入ったということですね
GM:はい。
GM:では、1つ目の答え。
GM:「復活の雫」を用いれば骨折程度の怪我は瞬時に治すことができます。
GM:「復活の雫」の製法は、魔法の品を専門に合成する魔女にだけ伝えられているそうです。
GM:で、ラブリンにはそのような魔女に心当たりがあります。
ラブリン:ほうほう
GM:ティダの町で合成屋をやっているミコレという魔女。
GM:魔女仲間のうちでは、人はいいが、非常に強欲でけちんぼなことで有名。
コロ:人当たりがいい、の間違いじゃないですか、それ?
ラブリン:後払いで金貨10枚の時点で予想できたことですな。
GM:ちなみに、「復活の雫」1滴に対して「星々の涙」1滴と「カニ缶」7個、金貨2枚…が原価。
コロ:原価ってことは、それに上乗せされるわけですね
GM:あと、合成に丸2日かかります。
GM:2レベル成功で判るのはここまでですね。
コロ:素材の値段は、分かりませんか?
GM:「星々の涙」は、夜空の星々が悲しみで流した涙です。
GM:魔法の品物を合成する際によく必要になるものなので、持っている人は持っていますが、普通売っていません。
GM:「カニ缶」は在庫があれば1缶銀貨2枚が相場でしょう。
GM:そもそも在庫が無いことも多いのですが。
GM:…ここでコロに一言。
コロ:「なんナリか?」
GM:実は大量に買ったネコカンの中に、「カニ缶」が1個混ざってました!
コロ:……だから投げ売り価格だったのか〜!
GM:ネコカン×20、「カニ缶」×1だったわけですね。
コロ:おや?w
ラブリン:おまけ?
GM:どさくさ?(笑)
ラブリン:「星々の涙」と「カニ缶」をあわせて金貨2枚ではないのですね
GM:その他諸々の材料を買う費用が金貨2枚です。
ラブリン:金貨すらないですねw
コロ:依頼人とその仲間達から出して貰えばいいんじゃないですか?
GM:さっき言いましたが、現在依頼人にはお金はありません。
コロ:依頼人本人ではなくて、ティダの町にいるその他の面子です。ひょっとして、研究員グループ自体がピンチなんですか?
GM:いえ、今は研究員グループは無事です。
GM:22日の航海に失敗するとピンチになるだけで。
コロ:なら、お金等はそっちから出して貰いましょう。
ラブリン:そうですね。なんでしたら、成功報酬から差っぴいてもらってもいいですし。
GM:…自分達の収入も考えましょうね〜。
コロ:(善意行き過ぎて悪を為す、とベースに考えているのでこうなってますけど、もっと勧善的に動いた方がいいんでしょうか? 魔女と言う奴は)
GM:いえ、こういう感じでもいいですよ。
GM:もっと生活に困っている感じがイメージなのですが。
GM:…とりあえず、もう1つの判定を行いますか?
ラブリン:そうですね。今度はコロさんが振りますか?
コロ:その判定は、魔女が振るものだと思いますよ。コロは傍で寝そべっているだけだろうし
GM:魔法書を読むのはラブリンです!
コロ:3点使っておきます?
ラブリン:そうしましょう。
ラブリン:ここが使いどころかと。
GM:では、同じく5レベルで。
ラブリン:では、振りますね
ラブリン:2d
ダイス:2D=[3,2]=5
ラブリン:2d
ダイス:2D=[4,5]=9
ラブリン:2d
ダイス:2D=[3,6]=9
ラブリン:2d
ダイス:2D=[1,5]=6
ラブリン:2d
ダイス:2D=[5,6]=11
ラブリン:でないorz
コロ:今回はハズレましたか
GM:はっは〜。
ラブリン:バックファイアーよろしくです
コロ:3d6
ダイス:3D6=[3,6,3]=12
コロ:181−19です
GM:では、「どんなものでも一時的に静止させる「何とかの杖」という魔法の品があったんだけど…」となりますね。
GM:「何とか」が判らないと先に進めません。
コロ:波が静止しても、意味がねぇw どうやって使うんだろう?
GM:いや、波が静止すれば航海は簡単になります。
コロ:ファンタジーに考えて良かったのか。半日も持つとなると、凄いアイテムですね。
GM:いえ、持続時間は1分ですが、回数無制限に使えるエピックアイテムなので。
コロ:時間に余裕があったら、足を使った情報収集でもしますか。
ラブリン:それ、使用するのに魔女がいないといけないとかの制限はありますか?
GM:そこまではチャレンジに成功していないので判りません。
GM:そもそも正確な名前も分からないのですから。
ラブリン:船長の怪我を治す段取りでミコレを訪ねつつ、その杖についても聞いてみるのがいいかもしれませんね。
GM:そうそう。「復活の雫」は合成にかかる時間から、19日の朝までに材料と費用を渡さないと間に合わないことには気をつけてくださいね。
GM:いつ誰を訪ねるかはそちらの判断でいいとして、全員ティダの町にいますので。
ラブリン:さあ出かけよう。一切れのパン、ナイフ・ランプかばんにつめこんで
GM:…アイテム欄にはカバンもランプもパンも無い!
ラブリン:ひもじい・・・
GM:このシナリオ、思わぬものが思わぬ所で役に立つので、勝手に決めないでください。
コロ:ところで、最初から疑問だったんですが、ラブリンはこの大荷物をどうやって運搬しているんですか? かばんも無いのに
GM:いつもは常設テントの中。
GM:テントは基本的に張りっぱなし。
GM:引っ越す時は気のいいご近所さんに入れ物を借りて。
ラブリン:ごみバケツとか、粗大ごみですな
GM:ばけつは貴重な入れ物ですよ?