能力の認識のされ方


最新更新日:2004年10月11日(月)

注:これは、Dr. Kromm 氏が(英語で)作成した記事を、ELIZAが正式な許可
をもらった上で日本語に翻訳したものです。(残念ながら、原文は現在WEB
上に存在しません。)
なお、この記事は、Dr. Kromm 氏がハウスルールとして提案しただけのもの
です。

何であれ人並みならない能力を持つキャラクターは、遅かれ早かれその名前
が知れ渡ります。これは「名声」とはまったく関係ありません。(問題となってい
るのは名前が知られているかどうかであって、人に会ったときの反応はまた別
の話です。)そこで、キャラクターの日々の生活における人並みならない能力
値の効果を考える場合、以下の選択ルールを用います。

キャラクターが誰かのことを尋ねたり調べたりする時、その人が人並みならな
い能力値を持っているならば、その人の事を調べるのに用いている技能(<地
域知識>、<尋問>、<調査>、<裏社会>など)にボーナスを得ます。同じボーナス
は、ちょっと出会っただけの人のことを覚えているかどうかの知力判定にも加
わります。そのボーナスの値は、

((問題となる人の(人並みならない)能力値)−10)/10
(端数はすべて切り捨て)

となります。これを表にすると、以下のようになります。

能力値ボーナス
+4
+3
+2
+1
7〜13
14+1
15+2
16+3
17+4
18+6
19+8
20+10

例:大学に行き、そこの教授に自分が15年前に教えた教え子のことについて
尋ねました。その教え子はかなり聡明(知力14)だったので、GMは教授がそ
の教え子のことを覚えているかどうかを考える際に知力に+1のボーナスを与
えました。さらにGMは、尋ねる人の<尋問>技能に+1のボーナスを与えるこ
とができます。

このルールは、(キャラクターの)高い技能レベルに対しても適用されます。そ
の場合、技能レベルは能力値に比べて非常に高いレベルに達することがよく
あるので、与えられるボーナスの値は

((問題となる人の(人並みならない)技能レベル)−10)/20
(端数はすべて切り捨て)

となります。(表にすると、以下のようになります。)

技能レベルボーナス
+2
4〜5+1
6〜14
15〜16+1
17+2
18+3
19+4
20+5
21+6


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