題名:<再装填>
GURPS第3版では、Cパックは直径2.5cm、高さ5cmの円筒(これは(日本
の)単2型乾電池とほぼ同じ形、大きさです。)で、その中に3600kJものエネル
ギーを持っています。(ベーシック【完訳版】、106ページとグリモア【完訳版】、1
6ページを参照してください。)これは化学電池では到底到達できない領域です。
(2005年にELIZAが調べた限りでは、最も性能の良い化学電池でも質量比で
1割弱、体積比で約1.5%のエネルギー密度しかありません。)原子力電池なら
ばほぼ同等のエネルギー密度を得ることができますが、瞬間的にエネルギーを
全て放出することができる、二次電池も存在する(ベーシック【完訳版】、105ペ
ージを参照してください。)、保管時の自然放電は無視できるという特性も考える
と、GURPS第3版の燃料パックはSF世界だけのものと考えるべきでしょう。な
お、GURPS第4版ではこのような燃料パックは存在しません。